連休で贅沢にお夕飯をいただいてしまいましたので
今日はあっさり和食モードに切り替えることにいたします。

【末金典子】


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▶北海道羅臼の前浜で漁獲した新鮮なほっけを吟味して1枚1枚手開きし、独自の製法で干した「羅臼産ほっけ一夜干し」を、弱火でじっくり焼いて頂きます。

ごはんはいつもの岐阜県下呂産「龍の瞳」(有機JAS)をハリオ製フタがガラスの炊飯鍋で炊いています。今まで何度かご紹介していますが、土鍋で炊くごはんはマイコンやIHの炊飯器とは比べ物にならない美味しさです。一度この美味しさを味わったら逆戻りはできません。ハリオの土鍋が優れている点は、土鍋炊飯を極限まで簡単にしたこと。基本的に強火にかけるだけで、後は、ガラスの蓋についている笛が「ピー」となってから2分後に火を止めるだけ。火加減の調整や火を切るタイミングなど一切迷う必要がありません。火を止めてから10分以上蒸らすのがコツで、早く蓋を開いてしまうと、お米が鍋にこびりついたままでとりにくく、もったいないのです。

▶お味噌汁は、昆布と鰹節の合わせだしです。だしの取り方は料理する方によっていろいろだと思いますが、美味しさと効率を追求した長年の研究の?末、私たちのやり方は「水をはった鍋に昆布を入れ、煮立ったら昆布を取り出してから鰹節をひとつかみ入れて5分」。コツは、ケチケチせずに「お箸が立つほど」鰹節を入れること。豊かな食生活には、大胆さが必要です。

▶納豆ひとすじ60年、あづま食品の有機納豆に、宮城農園のEM有精卵と鰹節と有機しょうゆと有機万能ねぎの小口切りを混ぜて関西風に泡立てて頂きます。あづま食品の商品には、「国産大豆シリーズ」と「有機大豆シリーズ」があるのですが、ぜひ「国産有機大豆シリーズ」を追加して頂きたいと思っています。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。