かつお風味が効いた、さらりとしたカレー。かつおぶしと同じタイミングで、
有機しょうがのすりおろしを加えると、スパイシーなおいしさに。
かつおぶしを直接加えて、しっかりとうま味の効いた、おそば屋さん風のカレーに
仕上げます。煮込まずに、カレーソースはさらりとした仕上がりで。


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材料:
有機だいこん(400g・約1/3本)
沖縄県産紅豚のロース2㎜スライス(約400g)
有機玉ねぎ(1個)
マルホンの太香ごま油(大さじ2)
純米酒(大さじ4)
オーサワの無添加カレールウ(6片・約120g)
有機醤油(大さじ2)
かつおぶし(20g)
有機しょうがすりおろし(2かけ)
水(カップ6杯)
創健社の化学調味料・着色料無添加福神漬け (適宜)

作り方:
①有機だいこんは皮をむき、縦4等分にしてから、スライサーなどでごく薄いイチョウ切にする。有機玉ねぎは繊維に沿ってごく薄切りにする。豚肉は軽く塩・胡椒(分量外)する。
②フライパンにごま油を中火で熱し、豚肉を2分ほど炒め、次に有機玉ねぎを加えて1分ほど炒める。水、純米酒、有機だいこんを加え、煮たってから3分ほど煮る。
③いったん火を止めてルーを割り入れ、混ぜて溶かす。中火にかけ、有機醤油、かつおぶし、有機しょうがを加えて混ぜ、ひと煮立ちしたら火を止める。器によそったご飯にかけ、好みで無添加福神漬けを添える。

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

甘辛の照り焼きはリアルオーガニック卵と相性抜群です!

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材料:
沖縄県産紅豚のロース2㎜スライス(24枚・約400g)
黒富士農場のリアル・オーガニック卵の卵黄(2個分)
有機いんげん(32本)
無添加焼き海苔(2枚)
オーサワの一番搾り菜種油 ムソーの有機薄力小麦粉
〈合わせ調味料〉
おろし有機しょうが大さじ1
おろし有機にんにく小さじ1/2
有機醤油、タカラの有機本みりん、純米酒各大さじ2
粗糖大さじ1/2

作り方:
①有機いんげんはふんわりとラップで包み、電子レンジで約2分加熱する。取り出して粗熱をとる。無添加焼き海苔は縦横半分に切る。
②豚肉3枚を縦長に広げ、少しずつずらして重ね、無添加海苔1切れをのせ、手前に有機いんげん4本をのせてくるくると巻く。同様にもう7セット作る。全体に有機小麦後を薄くまぶす。
③フライパンにオーサワの一番搾り菜種油大さじ2を強めの中火で熱し、②の巻き終わりを下にして並べ、巻き終わりが固まったら転がしながら3〜4分焼く。
④全体にこんがり焼き色がついたら、ペーパータオルで余分な脂を拭き、いったん火を止め、合わせ調味料を加える。再び中火にかけ、肉巻きを転がしながらからめる。
⑤斜め半分に切って器に盛り、黒富士農場の卵黄を小皿に盛って添え、つけて食べる。

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

ふっくらと柔らかいハンバーグと、オーガニックトマトスープの相性が抜群!
オーブンまかせでお肉のごちそうを!


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材料:
〈たね〉
宮﨑産の無投薬尾崎牛
沖縄県産紅豚のミンチ合挽き肉(600g)
有機玉ねぎのみじん切り(1/2個分・約100g)
黒富士農場のリアル・オーガニック卵(2個)
岩手県産南部小麦で作った無添加パン粉(2/3カップ)
宮平乳業の低温殺菌牛乳(大さじ6)
野甫島の塩(小さじ1)
有機粗挽き黒こしょう、ナツメグ(各適宜)
〈有機トマトスープ〉
ホール有機トマト缶(400g入り・缶汁ごと1缶)
有機にんにくのすりおろし(1/2かけ分)
ラウデミオ・フレスコバルディ・エキストラバージンオリーブオイル(大さじ1)
ドライハーブミックス(小さじ1)
野甫島の塩(小さじ1/2)
有機粗挽き黒こしょう(適宜)
ピザ用無添加チーズ(80g)
オーサワの一番搾り菜種油
岩手県産南部小麦で作った無添加パン粉

作り方:
①大きめのボールにたねの材料を入れ、粘りが出て白っぽくなるまで手でよく練り混ぜる。手にサラダ油少々をつけ、たねをまとめて持ち上げ、ボールの底に強めに5〜6回叩きつけて空気を抜く。
②たねを2等分にして丸める。有機トマトスープの材料を混ぜ、耐熱容器に入れる。たねを加え、無添加チーズとパン粉小さじ1を順に散らす。200℃のオーブンで20分焼き、予熱せず220℃に上げてさらに20分焼く。

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

紅豚肩ロースのうまみがうつった国産大豆のお豆腐が美味!
ピリッとした無添加ゆずごしょうが、お味のアクセントに。
高安さんに昨日いただいたばかりの無農薬いんげんの歯ざわりが、主菜の煮ものと相性◎。


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材料:
沖縄県産紅豚肩ロース2㎜スライス(450g)
九州産ふくゆたか木綿豆腐(2丁・700g)
有機水菜(1.5わ・約300g)
煮汁だし汁1カップ、純米酒、タカラの有機本みりん、有機醤油各大さじ3、野甫島の塩少々〕
無添加柚子胡椒(小さじ1)

作り方:
①豚肉は長さを3等分に切る。豆腐は幅1㎝に切る。有機水菜は根元を切り、長さ5㎝に切る。
②鍋に煮汁の材料を入れて中火にかけ、煮たったら肉をほぐしながら入れ、火が通ったら取り出す。続けて豆腐をを加えて1〜2分煮て、温まったら肉とともに器に盛る。煮汁を強めの中火で熱し、有機水菜を茎、葉の順に入れる。途中上下を返しながら30秒ほど煮て、器に盛り合わせる。煮汁適宜をかけ、無添加ゆず胡椒を添える。

材料と作り方(有機いんげんの無添加梅おかかあえ):
梅干し1個は種を抜き、果肉を包丁で叩く。有機さやいんげん15本(約100g)はヘタを切る。小鍋に湯3カップを沸かし、野甫島の塩小さじ1を加えて有機さやいんげんを入れる。2〜3分ゆでて冷水に取り、水けを拭いて斜め薄切りにする。ボールに有機さやいんげんと梅肉を入れ、削り節1パック(約5g)、粗糖ひとつまみを加えてあえる。

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

一月七日は「七日正月」とも呼ばれ、この日に、春の七草を加えたおかゆを
食べる風習は、平安時代からあったそうです。もとは中国から伝わった習わしで、
一年の豊作や無病息災を願う行事でした。また、お正月の食べすぎで疲れた
胃を休めたり、お野菜の少ない冬場に不足しがちな青菜を食べるための、
くらしの知恵ともいえます。
青菜のさわやかな香りがなくならないように、炊き上がったおかゆに加え、
あつあつをいただきます。
北野先生からいただいた大阪神宗の無添加の塩昆布・佃煮や、
http://www.kansou.co.jp/products/quality/
無添加の梅干し・柴漬け・高菜漬けや温泉卵なども添えて。


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なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。

新しい年が始まりましたね!
今年の沖縄のお正月はまるでここはハワイ!?とでもいうぐらい暖かい毎日で
石垣島ではなんと!27度近くまで温度が上がりました。

あなたはどんな2017年の始まりをお迎えでしたでしょうか。
私はと言いますと、また今年もごくごくオーソドックスに、大晦日には年越しそばを
いただき、紅白歌合戦を観て今やもうついていけない流行歌のお勉強をこなし、
おせち料理をゆっくり作り元旦にお雑煮・お屠蘇とともにおいしくいただき、
普天間神宮までランニングで初詣に行き、あとはひたすら読書とお料理と
DVD三昧というお正月でした。
改めて昨年という年を振り返ってみますと、「物事が変容していく」雰囲気に
満ちていました。
ずっと続くだろうと思われた体制やシステムが奇妙な形にばらばらと
分解していく風景を目の当たりにした気がします。
イギリスのEU離脱や、アメリカの大統領選挙、日本では今上陛下のお気持ちが
発信されるなど、象徴的な出来事もたくさん起こった年でした。
あなたの身の上にもいろいろな出来事が押し寄せませんでしたか~?
個人的にも、物事の変容、解体、地ならしといったことが起こった年となったようで
たくさんの方々からそういった出来事のお話を麗王でうかがいました。
私個人も、20周年のパーティー、ウェディング、2度の病気、友人の結婚式、
海外旅行など例年よりも大きな出来事がいろいろ続いた年となりました。

そして今年は、そうした地ならしの時間から、新しい時間へのシフトが始まりました。
新しい時間とは、いわば「起動」の時間です。季節の始まりです。
非常にフレッシュで、ゼロから物事が起ち上がっていくような初々しい勢いに
満ちているのを感じます。
昨年の地ならしの時間から、更地になった場所に、新たな建物の最初の柱を
立てるようなタイミングといえるでしょう。

思うに、物事を「ゼロから1」にするには、「1から10にする」のとは、
少し違った力が必要になるのではないでしょうか。
たとえば、知らない同士が知り合いになることは、すでに知っている相手ともっと
親しくなるよりも、はるかに勇気の要ることです。「最初に声をかける」ことが
怖いばかりに、ずっと長い間ひとりでいる、という人も少なくないのです。
おそらく、ゼロの状態から最初の一歩を踏み出すには、すでにある均衡状態や
ルールをまるで無視して、一気に見えない壁を打ち破っていく、ある種の無鉄砲な
「破壊力・突破力」が必要になるのだと思います。
つまりは、多くの人が「すでにあるもの」に惑わされず、自分自身の信じるところに
従って、荒野に道を作るべく、最初の一歩を踏み出すことになるのでは
ないでしょうか。

神道でも今年は、新たなものが生まれ、万物が始まる「一始・いちはじめ」の
年といわれています。
あなたも一歩を踏み出してくださいね。

今年はまた、世の中においても、交渉して新しい関わりの形を作る、というプロセスが
随所で展開していくのではないかと思います。
最初から大きな集団や組織を作り、圧倒的なパワーで支配しようとするのではなく
ある大きな力に立ち向かうために、一対一で共闘を約束する、といった
小さなユニットが注目されるかもしれません。どんなに大きな集団でも、
最初は一対一の関わりからスタートするものではないでしょうか。
夫婦で始めた商売がいつか大企業に成長したり、
2国間の盟約が核となって大きな同盟に育ったり、ということがありますが、
今年は、その最初の「一対一のパートナーシップ」が多く生まれることになるような
気がします。
そうした「一対一のパートナーシップ」が生まれる過程では、何度かの真剣で
積極的なぶつかり合いが必要になります。衝突しなければ交渉が起こらず、
交渉が起こらなければ約束も生まれないからです。
つまり、「力ある約束を結ぶためには、正面からの衝突の繰り返しは必要不可欠」
ということです。

うちなんちゅ、ひいては日本人全体が、この正面からの衝突がとても苦手で
「衝突」という言葉だけでついつい曖昧に避けて通りがちですが、
(真剣に向き合う、という言葉に置き換えた方がまだましかもしれませんね。)
手加減なしに思い切りぶつかることができるのは、おそらく、
潜在的な愛や信頼がある時だけなのではないかと思います。
深い愛情や好意、積極的な姿勢がいつも含まれているからこそその先で
生産的な約束・契約を交わすことができるのだろうと思うのです。
つまりは、社会のなかでも、個人においても、もはや愛情なくして
仕事をしたり、人に接したりすることは、非効率的で非生産的であり、
無意味なことであるという時代にきているのです。

今年もあなたの麗王でのひとときを愛情いっぱいに優しさや楽しさで包むことが
できますように。
私もそんな想いで今日からスタートをきりたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

*************

明日の7日は七草です。
歴史は平安時代にさかのぼります。
朝廷では一月七日に若葉を摘み、冬の寒さを打ち払おうとする習わしが
ありました。
一方、海を隔てた中国でも、この日に7種類の菜の煮物を食べれば、万病に
かからないという言い伝えがありました。
七草がゆは、この日本と中国の風習が合体し、一月七日に、一年の無病息災を
願い、七草を入れたおかゆをいただいて、冬に不足しがちな野菜を補い、
お正月の暴飲暴食で疲れた胃袋をいたわるという古人の知恵が、
現代に生き続けている行事なんです。
お休みモードからふだんの生活に切り替えるきっかけとしてはとっても
おすすめです!
麗王では今日6日はおせち料理を、7日はこの七草粥を
御用意しておりますのでぜひ召し上がってみてくださいね。

.。・:*:‘★、.。・:*:・‘☆、.。・:*:・‘
麗王
トリニティ株式会社
末金典子

あけましておめでとうございます!
暖かな夏かのような穏やかなお正月です。
我が家は必ず普天間神宮までランニングをした後に、さっぱりと初風呂に
入ってから、じっくりとおせち料理を作ります。

なます、黒豆、無添加かまぼこ、焼きさば、無添加いくら、
歯応えのよい、祝い肴のかずのこ、長寿の象徴である有機ごぼうや
見通しがよくなる有機れんこんなどおめでたづくしの縁起のいい素材を、
あれこれ集めたお煮しめ。そして今年はいつもの煮豚をちょっと沖縄風に
アレンジしまして紅豚ソーキのボリューム角煮を作ってみました。
骨からいいおだしが出るソーキ。こっくり煮上がるので、煮汁からしみた
リアルオーガニックゆで卵やお野菜も格別のお味になるんです。
そして我が家のお雑煮は、大阪出身である私の作る関西風白みそ雑煮。
京都の御所の中で食べられていたものが一般に広まったようですが、
お肉やお魚は入れず、お餅とお野菜だけを具に仕上げます。
お寺さんの多い京都ならではでしょうか、お野菜は主に京野菜が使われ、
特に京にんじんの鮮やかな赤色は、白みその中でひときわ映え、紅白の彩りが
めでたさを感じさせます。お餅は焼かずにゆでて入れ、大根や人参も丸く
皮をむいて、「すべて物事が丸く収まるように」と縁起をかつぎます。
お屠蘇も純米酒に屠蘇散を漬けたものをいただきます。

今年もいい年でありますように。


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大阪風のお雑煮は白みそ仕立て。お肉やお魚は入れず、お餅とお野菜だけを具に精進風に仕上げます。カツオ昆布の合わせだし、有機白味噌、有機大根、有機金時にんじん、みつば、有機もち、無添加イクラが材料です。有機京にんじんの鮮やかな赤色は、白みその中でひときわ映え、紅白の彩りがめでたさを感じさせます。お餅は新潟産の有機餅を焼かずにゆでて入れます。

筑前煮は、無投薬平飼いの刀根鶏もも肉、有機ごぼう、有機れんこん、有機にんじん、原木椎茸、有機しょうゆ、タカラの有機本みりん粗糖、カツオ昆布の合わせだし汁が材料です。椎茸は原木椎茸が手に入る場合は必ずこちらを購入します。菌床栽培のものと比べて香りも味もずいぶん異なります。主役の無投薬平飼いの刀根鶏を、煮汁にコクを出すのとうまみを凝縮させるため、先に焼いて表面にこんがり焼き目をつけます。もう1つの主役、根菜は水から下ゆでしておき、雑味をなくしてやわらかく煮ることができるよう準備し、合わせだしと有機しょうゆとタカラの有機本みりんと粗糖で煮てとろみを出し素材に味をしっかりしみこませます。

私たちは料理に白糖をほとんど使いません。甘いだけで砂糖本来の風味がありませんし、料理に使うと何となく粗暴な味になるという印象です。私たちは沖縄県産の粗糖をよく使います。粗糖は精製する前のミネラルや栄養分を含んだ茶色い砂糖で(三温糖などの茶色とは違います)、料理を控えめかつふくよかに引き立てます。残念ながら沖縄県産の有機砂糖はほとんど存在しません。

これも我が家のお正月の定番、柔らかくて、甘辛い味がしっかりしみた煮豚。今年はコウケンテツさんのレシピのスペアリブにしてバリエーションを楽しみました。黒富士農場のリアル・オーガニック卵、有機小松菜、有機しょうが、純米酒、有機しょうゆ、粗糖で作ります。

かずのこは塩かずのこ以外は添加物が入っていますので、自分で塩抜きをしてから、だし汁、有機しょうゆ、純米酒、粗糖、有機唐辛子で味付けします。塩抜きしてから、だし汁、純米酒、有機醤油、粗糖、有機赤唐辛子で5時間漬け込みます。私たちはいわゆる料理酒は使いません。手頃な純米酒を使います。お酒としておいしい方が、料理に使ってもおいしいと思うからです。

他にも、紅白なます、丹波の黒煮豆、無添加のいくら、無添加のかまぼこ、さばの塩焼きなど盛りだくさんにお祝いします。いくら名門北海道のカネコメ田中水産のイクラオイシックス経由で取り寄せました。沖縄県内で無添加のいくらやかまぼこを入手できるところを私は知りません。

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。