無添加梅干しの風味がきいたコクうま有機みそ煮です。

【末金典子】


写真をクリックすると拡大します。

コウケンテツさんのレシピ。サバの味噌煮込みは味噌の味がちょっと強すぎると思ったことはありませんか?コウケンテツさんは、しょうがと梅干しで煮込むことでサバの臭みををとるだけでなく、多めの水とお酒とみりんで薄目の煮汁にすることでとても食べやすい一品に仕上げています。

☞本日は北海道産のサバが手に入らなかったので、ノルウェー産の天然サバ(大4切れ)をサンエーハンビータウンで仕入れました。サバの皮に × 印に切り目を入れ、無添加の梅干し(4個)を手で軽くつぶします。「昔ながらの梅干し」はサンエーハンビータウンに置いてある約50種類の梅干しの中で唯一無添加のもの。私たちの社会から、普通の梅干しはほぼ絶滅してしまったようです。

オールクラッドのフライパンに、純米酒(大6)、チョーコーの有機麦味噌(大6)、タカラの有機本みりん(大3)、粗糖(大2)、水3(カップ)を入れて混ぜ、有機しょうが薄切り(2かけ分)、有機にんにく薄切り(2片分)、無添加梅干し(4個)を入れて火にかけます。

煮立ったらサバを皮目を上にして入れ、落としぶたをして約10分煮ます。落としぶたをとり、弱火にして煮汁をかけながらさらに3分煮て、サバを器に盛ります。

☞残った煮汁に水溶き片栗粉(水・片栗粉、各小2)を加えてとろみをつけ、サバにかけてできあがり。

☞サンエーハンビータウンにはあまり質のよい豆腐が置いてないという印象があります。付け合せの冷や奴は、九州産フクユタカ大豆を100%使用したさとの雪食品の絹ごし豆腐を、オイシックスで取り寄せてみました。豆腐のしっかりした味が美味です。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。