香ばしく焼けた紅豚を、とろけた無添加チーズがやさしく包みます。
食べごたえ満点のひと皿です。

トマトと青じそのさっぱりとした酸味を楽しむサラダも添えて。
ドレッシングはスペイン産メルガレホのピクアル・プレミアムと
オーガニック白ワインビネガーと野甫島の塩とオーガニックペッパーと
粗糖でフレンチドレッシングを作りました。

【末金典子】


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▶豚肉のチーズ照り焼きは、沖縄県産紅豚のロース1センチ切りを一人250gたっぷりと用意します。豚肉は脂身がおいしいという方も多いのですが、私たちは脂身を取ってしまうことが多いです。ボールに紅豚、有機醤油、純米酒、有機しょうがすり下ろしを入れて10分ほどなじませます。2分焼きつけて裏返し、フタをしてまた2分、その上にナチュラルモッツァレラチーズをのせて、再びフタをして2分。チーズがとろけたところで有機粗挽きこしょうをふります。

▶ブロッコリーは沖縄ではなかなか有機が入手できません。今日は通常の国産ブロッコリーをサンエーで購入。縦半分に切ってから油を引いたフライパンで両面をこんがり焼いて塩をふります。油は料理においてとても重要です。サラダ油はムソーの純正菜種油またはオーサワの圧搾一番搾り国産菜種油を使っています。前者は比嘉健康食品センター、後者はグリーンリーフで入手できます。塩はいつもの伊平屋の塩夢寿美(えんむすび)の塩。私が知るかぎり沖縄本島では販売していませんので、生産者の松宮さんから直接取り寄せています。この塩をふるだけで、野菜を焼きつけただけのシンプルな付け合わせが、びっくりするほどおいしくなります。

▶サイドはトマトと青じそのサラダです。ドレッシングはスペイン産メルガレホのピクアル・プレミアムを試してみました。私たちはドレッシングはすべて自家製です。といっても、質の良いエクストラ・バージン・オリーブオイルに有機醤油、有機レモン汁、有機こしょうなどを混ぜるだけ。副菜のサラダが、スーパーリッチなごちそうになります。今回のフレンチドレッシングは、有機白ワインヴィネガーと粗糖を使いました。いずれもサンエーハンビータウンで購入できます。

▶レシピについて、豚ロースに有機しょうがと有機醤油で既においしい味がしみているので、モツァレラチーズを乗っけるのはかえってもったいないような気がしました。よって★★。

【樋口耕太郎】

なぜ私たちが食に関心を持つのか、おいしいレジスタンスを参照下さい。