さすがの沖縄もクーラーをかけずに窓を閉めたまま眠ることができるくらいの
涼しさになってきましたが、本土ではもう冬の寒さ到来でしょうか。
あなたは体調を崩されていないでしょうか。

さて、恒例のハワイの旅から戻りました。
今年の8日間はもうハプニングだらけ(@_@;)!
お土産話満載でございます!

今回はANAが今年から飛ばしているエアバスの2階建て飛行機に乗ろうと
成田便を選択。余裕をもって空港に到着。ラウンジでお茶でもゆっくりと
すぐにチェックイン。カウンターでチケットとパスポートを提示すると…なんと!
「樋口さまはお乗りになれません。パスポート番号とアメリカ渡航用ESTAの
番号が一致しておりません。」とのこと!
確かにESTAは2年間の有効期限内ではあったものの、今回パスポートを
継続申請したので、ESTA申請時とパスポート番号が違ってしまって
いたのです! そんなこと普通わからないもんね~。
(あなたもアメリカ渡航時にはお気をつけください!)
「樋口さんは今すぐにESTA申請にトライなさって、20分後に許可が
おりなければ、次の便のエコノミークラスで追いかけられるか、
翌日のビジネスクラスに振り替えられるかいずれかになさってください。
ただし末金さんは条件が揃っているため樋口さんと同じ便に振り替えなどは
できませんので20分後に出発してください。」
と言われ、急遽、空港カウンターで、持って来ていたタブレットで
「72時間前の申請はダメ」とも記載されているESTAの申請をトライ。
やはりなかなかすぐには申請許可はおりず、もう出発まであと2分!となり、
いよいよ意を決し、
「それでは私一人で出発します!」と立ち上がると、カウンターの方が
「あっ、今樋口さんの許可がおりました!一緒にご出発いただけます!」
ひゃ~っ、セーフ!と乗り込むと、
またもや「ええっ~!?」っとびっくり!
一列後ろに麗王でもお馴染みのお友達のO社長が座っておられるでは
ありませんか!

なーどと、ドタバタで、朝ハワイに到着。
コンドミニアムのチェックインが14時なので、ハワイ一の巨大な
ショッピングモール・アラモアナで時間潰しをと、ぶらぶらしておりましたら、
広大なモールでまたもやバッタリO社長と遭遇! はぁ~すごいご縁やわ~。
(そのご縁でハワイ一の高級レストランでディナーを御馳走してくださいました。
ありがとうございました!)

因みに、2階建て飛行機の感想はと言いますと、1階席と2階席では
搭乗口から別々なので、今自分が1階に乗っているのか、
2階に乗っているのか全くわからず、
「これじゃああまり意味ないなぁ~、機内食もあまり美味しくないし…」
という感じでした。

さて、今回の旅の目的の一つは、ハワイの象徴でもある、絶大なパワーを持つ
ダイヤモンドヘッドに登ること。
カピオラニ公園からランニングで出発し、登山口に到着。
ふと看板を見ると、「登山料1ドル クレジットカード不可 現金のみ」と。
身軽でいたいため万が一を考えた時の場合のクレジットカード1枚しか
持って来ていない私達…。
「ええ~っ、ここまで来たのに~たった2ドルがない~!出直しだなんて~😢」
と呆然としていると、一人でカメラの自撮りにいそしんでおられた「ミズタさん」
という日本人男性が、
「よかったらそのお金僕が出しますよ。」とお声かけくださり、
「では必ず後でお返しいたしますので、甘えてお借りしていいでしょうか。」
と言うと、
「沖縄からいらしたとのこと。ではその2ドルは首里城復建に
寄付しておいてくださいね~。」と去って行かれました。
「はい!承知しました!」とおかげさまでトレイルに出発できたのでした。
因みに、この登山入口は普段人のほとんどいないところなんですよ~。

今回もトレイルの他に、ダイヤモンドヘッドの麓一周や、
アラワイゴルフコース一周や、アラモアナビーチなどを毎日二人で走りましたが、
それ以上に、ミシュランの星を取ったなかで一番料金が安い「ティムホーワン」
という飲茶、ノースショアの名物「ジョバンニのガーリックシュリンプ」や
「ワウワウレモネード」、ハワイアンクイジーンの「ロイズ」、
こんなにおいしいステーキがあるの!?というほどおいしい「ルースズクリス」、
サンデーブランチでピカイチのシーフードがふんだんな「ホクズ」など、
もう食べまくりの食べまくりの、食べまくり🐽!
帰りにはホールフーズオーガニックスーパーマーケットでピーナッツバターや
ハワイアンビールやオーガニック歯磨きやオーガニックコーヒー豆や
オーガニックスパイスやハワイアンソルトなどありとあらゆる物を買いまくって
物資も調達してまいりました。

締め括りのビックリは、旅ももう明日で終わりという朝、ランニングしていたら、
すごいリムジンが道路横に信号待ちで止まり、黒いガラスの窓がスーっと開いて、
「樋口さ~ん、ダイヤモンドヘッド入口でお会いしたミズタです~。お先に日本に
帰りますね~、あの2ドルは首里城によろしく~。」と去っていかれました。
ひゃー、すごいぐーぜん!

さて。
ハワイにはすごい数の高級コンドミニアムマンションが分譲されたり、
貸し出されたりしていて、不動産価格はアメリカ屈指の高さです。
中古物件の売り出し価格を見ましても億単位が当然のようにズラリ。
今回の旅でも、そういう高級マンションにお住いの、アメリカや日本で
リタイアされた、それはお幸せそうなご夫婦が、高級レストランや
オーガニックスーパーなどで、楽しそうに会話したりお買い物されている場面に
たくさん遭遇しました。
「リタイア」と言うと「老後」というイメージかもしれないのですが、アメリカでは
むしろ「アーリーリタイアできる人」が尊敬されます。
それまでにちゃんとした地位を築ききちんと貯えられてこそできることだからです。

そういう御夫婦の夫達は、いずれも「仕事こそ生きている証」と
思っていたでしょうし、
妻達も、夫の出世と子供達の志望校への進学こそが生きがいと思っていた
はずなのに、こういう方達がおっしゃるに、「リタイア」というゾーンに入った途端、
これが私達の人生だったんだ、人生ってこんなに素晴らしいんだ、
単純に言うと、「なるほど自分は、このために今まで生きてきたのだ」という
明快な気づきにあい、人生はむしろ「リタイア後」のためにあると、
価値観がまったく変わるというのです。

もしもそのように、リタイアを人生におけるメインと考えるとしたら、
「今」がまた逆に大きな意味を持ってきます。
リタイアをただの老後にしないためにこそ、そのためにいろんな経験をし、
知識を深め、知的な人間になっておく。でないと老後は何も生みません。
自分の人生ってすごいんだと心から思うためには、やっぱり終盤が大切だと
思うのです。

文字通りのアーリーリタイアで、海外数か国と日本を行き来している
大橋巨泉さんが、自伝「巨泉 人生の選択」の中で、リタイア後の人生を
成功させる決め手として四つの条件をあげておられます。
一に健康、
二に良きパートナー、
三に複数の趣味、
四にそれを支える経済的ゆとり。

逆にそれさえあれば、自分は「幸せ」なのだという手応えのある人生を送ることが
できるということですよね。
でも四つ揃えるのは簡単なようで難しい。
そのための本当の準備を今から始めないと。
特に、良きパートナーとなることを。

それには夫婦の価値観が一緒であることが大切だと思うのです。
ともかく、同じ価値観を持った二人でないと行けないところがあり、
同じ価値観を持った二人でないとできないことがあり、
同じ価値観を持った二人でないと成立しない人生がある。

そういう二人だからこそ行動的になることができるし、
そういう二人だから叶う幸せなのです。

そして、もちろん、その根底は「愛」。
愛と、恋のような情熱とはよく、混同して考えられていますが、
これはちがうものだと思うのです。
愛とは誰でもが持てるものではありません。
なぜならそれは恋の情熱のように本能的なものではなく、時には本能を抑えたり、
意志や忍耐や努力によって自分を愛する人との幸福を毎日、毎日、めだたずに
創りあげていく行為だからです。

そして、その絆は、自分の心の寂しさや、物質的な困窮を救ってもらうために
必要な関係ではありません。
むしろ絆は、自分のパートナーや周囲の人達の、悪い運命をも引き受ける覚悟を
することなのだと、私は思います。

さぁ。
木曜日にはボジョレーヌーボーが解禁されます。
あなたの大事な方と、ゆっくり今年の初物を味わって、素敵な時間をまたひとつ
重ねてくださいね。
麗王で今年御用意しているボジョレーヌーボーは、ワンランク上のヌーボーとして
有名なAOC格付けボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボーです。
一般的にボジョレーヌーボーの多くは、軽い味わいと果実味を楽しむワイン
なのですが、それよりもしっかりと骨格を持ち、フレッシュさだけではない
深みのあるワインです。
無農薬・無化学肥料のぶどうを手摘みし、、風味を守るためろ過を行わず、
酸化防止剤も使用していない、 他ではほとんど味わうことのできない、
自然のままに造られた希少なワインです。
昔ながらの手作りの温かさと、ロマネ・コンティの元醸造士の哲学によって
生まれた洗練さをあ わせ持つワインを今年もぜひ麗王でお楽しみくださいね。

* 麗王便りバックナンバーは弊社HPのこちらよりお読みになってください。
http://www.trinityinc.jp/updated/?cat=106

* 営業日   水曜・木曜・金曜・土曜日
* 営業時間  20:30~2:00

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麗王
トリニティ株式会社
末金典子

来週はハロウィン。 もうすっかり秋の雰囲気ですね。

昨年の2月に母を亡くしたのですが、
10日に、父を亡くしました。
昭和8年生まれの86歳でした。

父は昨年私にこう言っていたのです。
「お母さんが逝ってしまってもお父さんは全然大丈夫だから心配しなくてもいいよ。
趣味もたくさんあるし、長男も一緒に暮らしてくれているし、一人で何でも
できるからね。」
確かにレストランを商っていた母が生きている時には、サラリーマンであった父は
お休みが違うせいもあって、ゴルフにテニスにフリーダイビングにスキーに卓球、
カラオケに映画に小説執筆と、 遊び三昧。
定年後もその生活を続けていたのですが、 男ってなんと弱いものなのでしょう。
母が昨年亡くなるやすぐに、 透析を週に3回も受けることになってしまい、
今月は道路でこけて 意識を失っていたところ 通りがかった方に通報していただき、
入院。 くも膜下出血で次の日にはあっけなく 逝ってしまいました。

でも本当に父らしい最後だったと思います。
とても厳しい人で、誰にも頼ることをせず、何も求めず、何でも一人でして、
自由に生き、 でもまた私達にも 自由を与えてくれた人でした。
高校生になった日に、私の部屋にやってきて、こう言いました。
「これからは典子ももう大人や。何をしてもいいし、どこへ行ってもいいし、
誰と付き合ってもいい。自分で全部責任を取りなさい。
ただし、責任も取れないうちに子供を産んだり、人様に迷惑を かけることだけは
しないように。後は典子の人格を信じているから。」
こう言われては、タバコを吸うとか、お酒を飲むとか、ディスコに行くとか
全然できなくなってしまうわけです。
そんな父は、死ぬその日まで私達子供に介護などの迷惑を一切かけずに、
父らしくさっさと逝ってしまったのでした。

父のもとに産まれ育ててもらって一番有り難かったのは、一度も私と周囲を
比べなかったことです。典子は典子でいいと、ずっと言われて育ちましたし、
「みんながああしているから、こうしなさい」という日本的な協調性を強いるようなことは
一切言われませんでした。なので、みんなと同じじゃなきゃいけないなんて感覚は、
ゼロでした。

平均的なのがいいのではない、それぞれにいいんだ、と。
平均化というのは、 子供を、親や社会が扱いやすい人間にするだけのことで、
父は、それが嫌だったのでしょう。
「人間は、生まれたときは皆天才。いじくり回してダメにするのは大人なんや」
「生まれっぱなしに育ってほしい」
というのが教育方針でした。
だから親戚が「女の子はお嬢さん学校に…」というのにも大反対してくれましたっけ。
なるべく自由に、生まれっぱなしに育てたいというのは、無垢でいれば、
その人が本当に必要な何かに出会ったとき、ぐんぐんと吸収し、力を発揮することが
できる、という意味なのだと思うのです。
そういう意味では、父の目論見通りというのか、 実際に私は、何の教えも、
余計な情報も耳に入れないまま、ただ生きて、 大人になった気がいたします。

だから、社会に出てからビックリすることは山ほどありましたし、世間の「常識」からいえば、
相当に変な子で、今でも変な大人ですけど、夢中になって走り続けていられるのは、
生まれっぱなしに育ててもらったおかげだなぁと思っています。

生まれたての赤ん坊は、とても弱く頼りないものに思えるけど、
そんなこと、 ないんですね。ただひたすらに、生きようとするその姿を見ると、実は一番、
たくましい。そう父の死に顔を見ながら思ったことでした。

母の時はお商売をしていたこともあり、大きな葬儀をしたのですが、父の時は、
生前父が何度も手紙をくれて、
「お父さんは思い残すこともないぐらいしたいことをした 本当に幸せな人生だった。
だからお父さんがいつ死んでも決して泣いたり悲しんだり しないように。
一粒の涙もいらん。 派手なお葬式なども一切いらん。誰かが今日死んでも
世の中は 普通に 何事もなく回っていくもんや。だから典子も毎日黒い服ばかり
着ずに、 生活を毎日うんとうんと楽しみなさい」
とありましたので、 親しいものだけの家族葬でお通夜、告別式を終え、見送りました。

そして。
沖縄に戻ろうと、関西空港へ。 なんかシ~ンとしていておかしい…。
それもそのはず「台風により全便欠航」!
「振り替え便は明日はもう満席で 明後日になります」との非情なお言葉!
猫のごはんも足りなくなるし、せめて 明日には絶対帰らねば!とかけ合うと、
「では、今から3時間かけて髙松まで 夜行バスで行かれて、髙松にお泊まりいただき、
明日の昼便の沖縄行きで 振り替えます」とのことで、急遽髙松に移動。
次の日JR高松駅のバス乗り場で、 海を泳いで来た大きなイノシシが
街中を走り抜け、JR高松駅に突進していくのをビックリ目撃した後、空港へ。
さぬきうどんをトッピングしまくってたいらげ、ようやく沖縄へ戻ってまいりました~。

そして、 来週はもうハロウィン。
ハロウィンの始まりは、古代ヨーロッパの原住民ケルト族の宗教行事。
11月1日を新年とする彼らはその前夜に死者の霊が訪れると信じ、
充分な供物がないと悪霊に呪われると恐れていました。
そのため魔よけをし、同時に秋の収穫を祝う祭りを行っていたとか。
その後、多くの聖人たち(Hallow)を祝う万聖節となり、
近年、欧米では魔女やお化けなどの仮装をした子供たちが
「Trick or treat!(お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!)」と家々を回ったり
仮装をしたりして楽しむ日に変化しています。
日本でも注目されるようになったのはここ20年ほどのことですが、
年々派手なイベントになり、今ではスーパーなどでもたくさんのハロウィン仕様の
お菓子が売られていますね。
私達もたまには童心に戻ってみることも大切なことかもしれません…。

…ということで、私も10月27日(日)~11月7日(木)までお休みをいただき
ハワイで 父の大好きだった美しい海を、 生まれっぱなしの気持ちで、
ゆっくり眺めてまいります。

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お元気ですか。
連休が続くとなんだかほっとしますね。次の連休は秋分の日。
夏が終わるのって本当に早い! もう秋なのですね~。
あなたはこの夏休みはどうお過ごしでしたでしょうか。

私はと申しますと、麗王のお客さまでもあるジャーナリストの津田大介さんが
監督されて話題となった芸術祭「愛知トリエンナーレ」を観に
40年ぶりの!名古屋へ行ってまいりました。
8月の始めに行きましたもので、ちょうど元従軍慰安婦を象徴する少女像の
展示をめぐってマスコミが大騒ぎの時でした。
この少女像を含む「表現の不自由展」は展示中止となって見ることは
できなかったのですが、その他のたくさんの芸術作品はたっぷり
観て周りました。いろいろな想いも過りました。
芸術の解釈は人それぞれだと思うのですが、今日は私の思う芸術について
書いてみようと思います。

あなたはアンデルセン童話の「マッチ売りの少女」というお話を
覚えていらっしゃるでしょうか。
あらすじを簡単に紹介いたしますと、

大みそかの夜に、ひとりの少女が路上でマッチを売っていました。
すべてのマッチを売らないと父親に叱られるため寒空の下に
佇んでいますが、年末の忙しい時期のため、見向きもされません。
だんだんと夜が更け、寒さが増してきました。
耐えられらなくなった少女が少しでも暖をとろうと
マッチに火をつけると、灯かりのなかにあたたかいストーブや
ごちそうが現れます。喜びも束の間、マッチの火が消えるとともに、
その幻も消えてしまいました。
次のマッチに火をつけると、そこに少女をかわいがってくれた
唯一の存在の亡くなった祖母の幻が現れます。この火が消えてしまうと、
祖母も消えてしまう。そう恐れた少女は、持っていたすべてのマッチに
火をつけました。その火はとても明るく光り、祖母が少女を優しく
抱きよせます。そして2人は共に天国へと昇っていったのでした。
翌朝の街には、燃え尽きたマッチを抱き、幸せそうに微笑みながら
亡くなっている少女の姿があったそうです。

このマッチ売りの少女は、凍えてひもじい中で点した光の中に、どんな幻想を
見たのでしょうか。
その有り様は、どんなに贅を尽くして飾り立てた部屋よりも麗しく、
心のひだの奥までも幸せにするものであったと思います。

私は脳科学者の茂木健一郎氏の「脳と仮想」という本が好きなのですが、
幸せになる能力は、仮想を見る脳の働きの中にあるといいます。
ただ、その時に、よほどうまく美しいもの、良きものへと接続しなければなりません。
美しいもの、良きものを知らなければ、空想を膨らませることはできないからです。
そして、その手がかりは、やはり、本物の体験の中にあるのです。

私達が真なる美を求めるのは、困窮の中でも、幸福への道につないでくれる、
そんな小さな手がかりを掌に収めるためなのでしょう。
芸術は贅沢などではありません。それは、苦しい時でも私達を支えてくれる、
マッチ売りの少女の点す「炎」なのです。

私はある意味自分自身のことを芸術家だと思っています。
また、私の人生は私の最大の芸術作品だと思っています。
一瞬一瞬が創造の過程であり、無限の可能性を秘めているのです。
私達は、今までどおりの生き方を貫き通すことも、新しい生き方をはじめることも
できるのです。
人生は、一瞬一瞬、新しい機会と、新しい決断を、提供してくれているのです。
なんと素晴らしい芸術なのでしょう!

世界中で愛されているコミックの「スヌーピー」には結構哲学的なセリフが
よく出てくるのですが、ライナスの弟のリランがルーシーと塗り絵をして
遊んでいるシーンで、リランが言う私が大好きなセリフを最後にお贈りいたします。

My life is like a coloring book!
Each day I have a new page with new pictures to color…
ぼくの人生は塗り絵みたいだ!
毎日新しいページに新しい絵があって色を塗るんだ…

芸術の秋。あなたの人生に素敵な色を塗ってくださいね!

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